#86 ROGUE(ローグ)のベンチ「ROGUE ADJUSTABLE BENCH 2.0」レビュー

バーベルやスクワットラックとともに、基本的な筋トレには欠かせない器具であるベンチ。
このベンチもメーカーや種類は実に様々ですが、当ジムではスクワットラックと同じROGUE(ローグ) FITNESS社のものを使用しています。

ベンチ詳細

ROGUE ADJUSTABLE BENCH 2.0

正式名称は「ROGUE ADJUSTABLE BENCH 2.0」。
このベンチのように背もたれの角度が変えられるタイプは「アジャスタブルベンチ」、変えられないタイプは「フラットベンチ」と一般的には呼ばれます

 
ROGUE ADJUSTABLE BENCH SIZE

サイズは写真の通りです。
また、シート全長は133cm、シート高は44.5cm、シート厚は6cmになります。
重量は約58kg(公式サイト表記128LB)です。

 
ROGUE BENCH adjustment point

調節箇所はシート(座席)と背もたれの角度の2箇所です。
背もたれの最大角度は85°になります。

 
ROGUE BENCH shipping

スクワットラックなどとは違ってベンチは組み立て式ではなく、完成品のまま送られてくることが多いです。
とはいえ60kgくらいあるので、よくダンボールが抜けなかったなと(笑)。
価格は545ドルでしたが、以前ご紹介したスクワットラックGHDと同じく、送料が商品価格と同じくらいかかりました。

使ってみて

作りがしっかりしていて、とにかく頑丈です。
低価格のベンチにありがちな、ちょっとしたガタつきも全くないので安心して身体を預けられます。
シートはやや硬め。
表面は滑りにくい素材なので身体がとても安定します。

また、同じメーカーということもあり、スクワットラックとの相性も良いです。
カラーもフレームの質感も同じなので、デザイン的にも統一感があってカッコイイです。

ダメな点というわけではないのですが、シート高44.5cmというのが小柄な女性には少し高く、背もたれがフラットの状態でベンチに寝た時に踵が付かずに浮いてしまうことがあります。
足裏がしっかり床に付かなければ、身体は不安定になりやすいですし、腰痛持ちの方は腰椎前弯(腰の反り)を助長して痛みを増幅させてしまうこともあります。
現状、当ジムでは足の下にステップ台を置いて高さ調整をしていますが、国内外問わず他メーカーのものでもシート高が45cm近くあるベンチは多い気がします。
以前に勤めていたジムでもやはり同じくらいのシート高だったので、女性や腰痛持ちの方には同様の対応をしていました。
もちろん、使用する人によるのでしょうが、個人的にはもう少し低めのシート高の方が日本人には合うのかなと感じます。

|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

宇都宮市のパーソナルトレーニングジム
トレーニングハウス
「ERSTRE(エアストレ)」
代表 工藤 駿(プロフィール)
TEL 028-348-3870
お問い合わせはこちら
体験ご予約はこちら

|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

◆編集後記

現在、ROGUEの器具は新型コロナの影響で、かれこれもう4ヶ月くらい品切れ状態が続いています。
アメリカでも自宅トレ需要が高まっているのでしょう。
在庫が復活したら輸入したい器具もあるんだけどなぁ…。