#98 重量設定をより細かく!ダンベル用アドオン(Add-On)プレートを作成してみた

フィットネスジムなどのトレーニング施設にある固定式ダンベルは、たいていの場合1~2kg刻みで揃えられていることがほとんどかと思います。
過去に私がトレーニングをしていたことのある施設でも、1~10kgまでが1kg刻み(1、2、3kg…)、10kg以上は2kg刻み(10、12、14kg…)というのが多かったですね。
指導においても、自らトレーニングをする場合においても、種目によってはもう少し細かく重量設定ができたらいいのになと常々思っていました。

そんな悩みを解決してくれるものも中にはあって、例えば下の写真の器具は、ダンベルのグリップ部分に取り付けることで、ほんの少しだけ重量を足すことができるというものです。

これを使えば、0.5kgといった小さい単位で重量設定ができます。

ただ、当ジムのダンベルはグリップ部分が短いのか、こちらを取り付けてしまうと握るのに必要な幅(拳の幅)が取れなくなってしまいます。

そこで考えたのが、バーベル用の軽量プレートをダンベルの錘(おもり)の部分に外付けしてしまうという方法。

錘部分がラバーではなく、金属だったことも幸いしました。
プレートにマグネットを付けたので付け外しも簡単です。
0.25kgのプレートを両側につけますので、0.25kg×2=0.5kg刻みでの重量設定が可能になりました。
サイズ的にもよく利用するであろう5~9kgまでの大きさにピッタリ合っています。

そんなに細かい重量設定が必要かというと、そうでない場合ももちろんありますが、例えば少し重量を上げる場合、上げ幅が小さい方がフォームが崩れるリスクも少なくなるでしょうし、重量が上がることによる精神的な負担もいくらか軽減されるはずです。
またダンベルを使うエクササイズでよく動かすであろう肩や肘はとてもデリケートな関節。
より小さい単位で重量設定ができるのであればそれに越したことはありません。

指導やトレーニングの質が少しでも上がるよう、施設のアップデートは今後もできる限りやっていきたいですね。

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宇都宮市のパーソナルトレーニングジム
トレーニングハウス
「ERSTRE(エアストレ)」
代表 工藤 駿(プロフィール)
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◆編集後記

ダンベル販売元のウエサカいわく、頼めば0.5kg刻みでもダンベルを作ってくれるとのこと。
でも実際には場所も取るし難しいですよね。