#37 どの種目を実施するかは重要だけど、それをどのように実施するかも同じくらい重要

スクワットのフォームの違い

なんだかずいぶんと長いタイトルになってしまいました(笑)。

さて、もう何度もブログで述べておりますが、当ジムではスクワットやデッドリフトといったベーシックな筋トレを中心に運動プログラムを構成しています。

運動やエクササイズのタイプは様々で、それぞれに特徴やメリット・デメリットがありますが、筋トレというのは、他のどんな運動よりも体力のベースである筋力や柔軟性を安全かつ効率的に高めることができます。
そしてそのベースアップが体力向上・身体不調や体型の改善・競技力の向上につながり、最終的に「健康」「勝利」「QOL(生活の質)の向上」「自己肯定感の向上」といった最終目標を達成することができるという考え方があるからです。

参考記事:「トレーニング」とは?

筋トレを行なう上では、まずこの「種目の選択」が大事なポイント。
もちろん、種目だけではなく回数・セット数・休息時間・頻度・種目数etc…といった要素をうまく組み合わせながら、プログラムを決定していくわけですが、筋トレにおいてはまず実施する種目を決定し、その上で回数やセット数等を決める場合がほとんどでしょう。

参考記事:ERSTREで実施している筋トレ種目

そしてもう一つ大事になってくるのが、その種目を”どのように”実施するか。
例えば自体重でのスクワット1つ取っても、

「足幅やつま先の向きをどのくらいにするか」
「手の位置をどこに置くか」
「呼吸の仕方は」
「どうしゃがんでいくか」

気にするべきポイントというのは実はたくさんあります。
これは言ってみれば、同じ種目でもやり方によって身体の反応や効果が変わってくるということ。
やり方が悪いために、望む効果が現れないだけならまだしも、どこかを痛めてしまい、身体にとってはかえってマイナスになってしまうことも…。
筋トレの難しさ・奥深さ・そして面白さの1つはここにあると言っても過言ではありません。

冒頭の写真は私のバックスクワット時のもので、左が2014年7月、右が2017年8月に撮ったものです。
偶然同じ場所で同じ角度から撮影したものがあったので比較してみました。

特にある程度トレーニングの知識のある人が見ればフォームの違いは一目瞭然ですが、同じ「バックスクワット」でもフォームが違えば負荷のかかる部位や各関節へのストレスは変わり、このことは長期的に見れば筋力分布や筋肉のつき方、体の使い方などが異なってくるということでもあるのです。

ただ単に「〇〇〇を10回3セットやればOK!」というものではなく、個人の特性や目的に合わせて、それをどのように・何を意識して行うか、そこまで決めて実施して初めて「目的にあったトレーニング」と言えるでしょう。

 
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

宇都宮市のパーソナルトレーニングジム
トレーニングハウス
「ERSTRE(エアストレ)」
代表 工藤 駿(プロフィール)
TEL 028-348-3870
お問い合わせはこちら
体験ご予約はこちら

|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

◆編集後記

愛車を車検に出しているので、ディーラーから代車をお借りしています。
ホンダのCR-Vというクルマなのですが、視界の良さにビックリ!
かれこれ7年くらいスポーツタイプのクルマに乗っていますが、SUVもいいなぁ。