#84 「全面性の原則」〜効果的なトレーニングのために〜

安全・効果・効率的なトレーニングのために遵守すべきトレーニングの原則。
第6回目の今回は「全面性」です。

全面性の原則

全面性の原則はその言葉通り、包括的にトレーニングをしていく必要性を説明した原則です。
簡単に言うと「偏らずにバランスよくトレーニングしましょう」ということ。
上半身だけでなく下半身も、身体の前面だけでなく後面も、大きい筋肉も小さい筋肉も。
くまなく鍛えることは、全面性を考慮したトレーニングということになります。
また、筋力だけの話ではなく、柔軟性やパワー、持久力といった他の体力要素もトレーニングしていくこと。これもまた全面性です。

 

全面性を考慮したトレーニング

先述のように、様々な体力要素のトレーニングをすることが全面性なので、筋トレだけでなくランやジャンプ系など、色々と実施していくべきなのでしょうが、クライアントがトレーニングに使える時間も無限ではありません。
多くの理由から当ジムではウエイトトレーニング(筋トレ)が指導の中心になりますが、その内容も基本的にはこの全面性の原則に則ったもの。
1セッションの中で、地味だけど効果のあるベーシックなエクササイズを全身バランスよく実施して、柔軟性や筋力・筋肉量の向上を図り、体力アップにつなげていきます。

もちろん、その中で明らかになる特に弱い・硬い・動かしづらい部分に関しても個別にしっかりとアプローチします。
個人的には、強いところをさらに強化していくことよりも、極端に弱い部分があればまずそこを改善して、目立った弱点をなくすことが怪我なく効率的に筋力向上を達成する上で重要だと考えます。
このことも「全面性の考慮」の1つだと思います。

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宇都宮市のパーソナルトレーニングジム
トレーニングハウス
「ERSTRE(エアストレ)」
代表 工藤 駿(プロフィール)
TEL 028-348-3870
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◆編集後記

プロ野球が始まりましたね。
Jリーグの練習試合中継もそうでしたが、無観客だとベンチや選手たちの声がよく聞こえるので、見る側としてはこれはこれで面白い。