Red Bull(レッドブル)」や「リポビタンD」などでおなじみのエナジードリンクや栄養ドリンク。
一般的には「疲れているとき、シャキッとしたいときに飲むドリンク」という商品のイメージ通り、仕事や勉強、スポーツなどで集中したい時、パフォーマンスを発揮したい時によく利用されているかと思います。
もちろんそれで集中力やパフォーマンスの向上を体感できるかは人それぞれですが、これらのドリンクに含まれる、そういった効果が期待できると思われる主な成分は「カフェイン」でしょう。
今回はこのカフェインのサプリを購入・使用してみたのでレビューしたいと思います。

カフェインとは

カフェインは中枢神経を刺激し、覚醒させる作用を持つ成分。
この覚醒作用が眠気や疲労感を軽減し、集中力や運動のパフォーマンスアップに寄与するとされています。
このことから、トレーニング前に飲むサプリメント、いわゆるプレワークアウトドリンクの類のものにはたいていカフェインが配合されています。

「中枢神経を覚醒」なんて聞くと、カフェインは何だか危険なものなのではないかと考えてしまいますが(過剰摂取はもちろん危険です)、カフェイン自体はエナジードリンク、栄養ドリンク、眠気覚ましドリンクの他、多くの人にとってより身近なコーヒーやコーラ、緑茶などにも含まれています。

個人的にもカフェインは効果を体感できるサプリメントの1つで、必要に応じて摂取することもあります。

参考記事:飲んでいるサプリメント

カフェインを取る際は、先述したようなカフェインを含む様々な成分が配合されたプレワークアウトドリンクではなく、カフェイン単体をタブレットやカプセルで摂取しています。
そしてこのカフェインサプリはタブレットだけではなく、吸引して摂取するタイプのものもあります。

 

EAGLE ENERGY(イーグルエナジー)

「EAGLE ENERGY(イーグルエナジー)」というカフェインミストサプリ。
成分を気化して摂取することで、高い効果の即効性と持続性を可能にしたとのことです(公式サイトより)。
1〜2年前から存在自体は知っていたものの、当時はまだ日本で販売されていませんでした。
現在はAmazonなどのネットショッピングで購入することができます。
価格は1本1,500円くらいで、約400回吸引できるようです。
フレーバーは今回購入したエナジードリンクのほか、チョコミント、ライチ、ブルーベリーの4種類。
開封するとほのかにエナジードリンクの香りがします。

使い方は簡単で、赤いキャップを外し、筒状のケースに入っている本体を取り出します。
キャップが付いていた側の先端に穴が空いているので、そこから吸引します。
私はタバコを吸わないので分かりませんが、電子タバコもこんな感じなのでしょうか。

 

使ってみての感想・体感

私自身、カフェインは非常によく反応(体感しやすい)します。
現在たまに使用しているタブレットタイプのカフェインは2錠で約200mg。
カフェイン200mgはコーヒー3〜4杯分にあたる量とのことですが、この200mgでかなり眠気が除去されるのを実感できます。

一方、イーグルエナジー1本に含まれるカフェイン量は40mgですが、吸引による摂取はドリンクや錠剤などの経口摂取よりも、肺から直接血管に送られる分、少ない量でも効果を体感できるようです(公式サイトより)。
経口摂取との比較がなかなか難しいのですが、1回の使用による推奨吸引回数は20〜30回くらいのようなので、その約2〜3倍にあたる60回の吸引を行なってみました。
吸引時間帯は、覚醒している昼間では効果の有無を判定しにくいので、就寝時刻付近の午後11:30に設定。
普段であれば午前1:00頃には寝ている(眠くなる)ので、この時間の眠気の程度で効果を検証してみました。

 

1回の吸引の様子です。
見た目はタバコと全く同じですね(もちろん本品はニコチンやタールを一切含んでいません)。
ちょっと分かりづらいですが、反対側の先端はLEDライトが付いており、吸引中は青く点灯するようになっています。
一番面倒だったのは回数を間違えないように数を数えながら60回も吸引しなければいけなかったことです(笑)。

気になる検証結果ですが、正直なところ眠気が軽減されるといった体感は得られませんでした。
仮に午後11:30にタブレットで200mg摂取すれば眠気を感じずに朝まで起きていられるでしょうが、今回は午前1:00頃にはしっかり眠気を感じ、1:30には寝ていました。
もちろん、日中の活動量も一定ではありませんし、吸引によるカフェインの吸収量がどの程度かも分からないので、今回だけで効果の有無を判断するのは難しいですが、少なくとも上記の条件下での使用では効果は感じられなかったといえます。
1本で400回ほど吸引できるとのことなので、今後も同じような条件下で何度か試してみようかと思います。

また、本品には妊娠中、授乳中、飲酒後、18歳未満の方に対して使用を控えるもしくは勧めない旨の記載があります。
エナジードリンクにも同様の記載がありますが、少なからずカフェインにはリスクがあるということも認識しておかなければなりませんね。
個人的にも、長期間にわたる摂取による副作用(身体不調)を経験しているので、眠気覚ましや疲労軽減目的での過剰な使用はお勧めしません。
月並みではありますが、疲れていればまず根本である生活習慣を改善することに尽きますね。

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宇都宮市のパーソナルトレーニングジム
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◆編集後記

コーヒーは好きで1日2〜3杯は飲みますが、カフェインの影響も考慮してなるべく夜は飲まないようにしてます。カフェオレ味やコーヒー味のプロテインでガマン。