#88 懸垂バーのカスタムとレビュー
先週、インスタグラムで懸垂バーの投稿をしました。
実はこの懸垂バーはつい最近、使えるようにカスタムしたもの。
今回は購入からカスタム、取付け、バーの使用感までを書きたいと思います。
ちょっと使いにくいラック付属の懸垂バー
フリーウエイトトレーニングにおけるメイン器材の1つであるスクワットラック。
たいていのラックには、懸垂などハングポジション(ぶら下がった状態)でのエクササイズが可能な、いわゆる懸垂バーが付属しています。
以前にもご紹介した当ジムで使用しているラックにも懸垂バーが付いています。
参考記事:ROGUE(ローグ)のスクワットラック「SML-2」レビュー
リンク先の記事でも述べていますが、このラックの懸垂バーは直径が太め(細いタイプのものでも31.75ミリ)で、ローレット(滑り止めのギザギザ)加工無し、また表面もツルツルしているので握りづらく、それなりの握力を必要とします。
手の大きい方にとってはそれほど気になることではないのかもしれませんが、私自身がそうであるように(言い訳です…笑)、指が短くて細い方には、これらの要素はハング系エクササイズのしやすさにかなり影響します。
そのためでしょうか、メーカー(ROGUE)の公式サイトでは直径が細く、ローレットのある専用の懸垂バーが販売されています。
発注ミス
実はこの懸垂バーは昨年11月にすでに購入していたのですが、購入時の商品選択ミスでつい最近まで使わずに保管していました。
本来は上のバーのように本体(ラック)と接続するためのブラケットが付属しているものを購入しなければならなかったのですが、この部分がないバーだけのものを購入してしまいました。
ただこれに関しては、私の英文読解力の問題もあるのかもしれませんが、公式サイトの商品説明文も少し分かりにくいんですよね(また言い訳)。
同じ理由で間違えて購入してしまっている人も意外といるのではないかと思い、商品レビューを見たら案の定、「商品説明が分かりづらい!」的なことを書いている人が向こうにもいました。
仮に返品・交換できたとしても送料はこちら負担でしょうし(アメリカだし…)、何か別の用途で使えればいいかなと考えて、そのまま寝かせておいていました。
ブラケット作成&取付け
そのうち改めてブラケット部分が付いているものを購入しようと思っていたのですが、コロナ問題もあり、公式サイトではもう半年以上品切れ状態に。
そこでブラケット部分を作成して取付けてしまおうと考えました。
クライアントに知り合いの加工業者さんを紹介していただき、個人的に依頼しました。
完璧な仕上がりで、強度も全く問題ありません。
もっと早くお願いすれば良かったです。
懸垂バーの詳細と使い心地
商品の正式名称は「ROGUE MONSTER LITE SOCKET PULL-UP BAR」。
ROGUEのMONSTER LITEシリーズのスクワットスタンドやパワーラックであれば取付けができます。
ただ、先述のようにブラケット部分のないタイプはそれだけでは使えないので注意が必要。
サイトでは、ブラケットありのタイプは「Sockets Included」、私が間違えて購入した無しのタイプは「No Sockets」と表記されていて、購入時にどちらかを選択するようになっています。
実際に使ってみた感想ですが、PULL-UP(懸垂)専用バーだけあって、めちゃくちゃグリップが効きます。
バーの直径は通常の20kgバーベルとほぼ同じ28.5ミリ。
ローレットもかなり強いので、荷重懸垂をしても握力が先に限界がきてしまうことはほとんどないのではと思います。
ただ、このローレットの強さは人によっては痛いと感じる方もいるかもしれませんね。
商品レビューにもそのようなコメントが多数見受けられます。
なお、この商品はブラケットの有無だけではなく、ローレットの有無も購入時に選べます(有りのタイプもバー中心から左右22cm(計44cm)の部分はローレットがありません)。
ローレット有りのタイプは「Knurled」、無しのタイプは「Smooth」と表記されています。
強めのローレットが苦手な方は、Smoothタイプを選ぶと良いかもしれません。
直径が細く、表面も滑りにくい材質なので、それでもグリップはかなり効きます。
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宇都宮市のパーソナルトレーニングジム
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◆編集後記
バルサの8失点は衝撃でした…