#53 週1回の指導の中で出来ること
現在、クライアントには週1回、45〜60分という時間の中でトレーニング指導を受けていただいています。
中には、パーソナル指導ではない自主トレという形でさらにもう1日ジムをご利用いただいていたり、他の一般ジムやご自宅等でさらに週に1~2回自らトレーニングをしている方もいらっしゃいますが、当ジムにおいてパーソナル指導という形でのトレーニングは基本的に週1回の頻度を基本としています(「頻度」とは1週間あたりのトレーニングセッションの回数を指します)。
もちろん、頻度を2、3、4回と増やせるのであれば、やれることも増えますし、特に始めたばかりの方であればフォームの習得なども早く進むかもしれません。
しかし、人によっては仕事や競技、趣味、家庭の時間などとの兼ね合いもあり、そもそも週2回以上のトレーニング頻度を定期的に維持できるのかどうかという問題、また、当ジムのようなパーソナル指導であれば、頻度を増やせば指導料も増えますから予算の問題も当然出てくるでしょう。
加えて、全く運動習慣がないような方にとっては週2回以上の頻度でトレーニングをしていくのは、意外と精神的負担が大きいもの。
トレーニングというのは何よりも継続してこそ意味のあるものですから、特にこれから始めるという方にとってはまず「週1回ペースで続けていく」ことを目標にしていくのも良いのかなと。
とはいえ、先述したように、基本的にはトレーニング頻度が多い方がやれることが増えるのも事実。
週1回というのは、効果を出していく上であくまで最低限必要な頻度といえます。
ゆえに1週間の中のたった60分というこの時間は、指導をさせていただく側である私にとっても、指導を受ける側であるクライアントにとっても非常に貴重な時間です。
限られた頻度や時間をいかに効率良く使い、結果につなげていくか。
ゴールを定めた上で、現時点での体力レベルや痛みの有無、エクササイズテクニックの習得度合いなどをしっかり把握し、その日のセッションでは何を伝え、そして何をどのぐらいやっていくのか。
クライアントの貴重な時間やお金、そして頑張り(トレーニングによる辛さ)を無駄にしないよう常に考えている部分です。
もちろん、指導時間の中でお教えするのは単に「筋トレのやり方」だけではありません。
その指導の過程やちょっとした雑談の中で、身体や栄養、トレーニングに関することなど、お伝えできることはたくさんあるでしょうし、クライアントにとって参考やヒントになることも多くあるでしょう。
それらがきっかけになり、日頃から自ら身体を動かしたりメンテナンスをする習慣が身についたり、食生活の改善につながることがあるかもしれません。
月並みですが、意識が変われば日々の行動が変わります。
そしてその変わった行動の継続は、身体に変化をもたらします。
当ジムでのパーソナルトレーニングであれば、その身体の変化はポジティブなもので、クライアントの目的達成につながると信じています。
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宇都宮市のパーソナルトレーニングジム
トレーニングハウス
「ERSTRE(エアストレ)」
代表 工藤 駿(プロフィール)
TEL 028-348-3870
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◆編集後記
とはいえ、週に1回ではなく、2回トレーニングができるメリットはやはり大きい。
希望するクライアントには自主トレやグループ指導といった形で、もう1日、施設を利用してトレーニングができるよう、新たなシステムを検討しているところでもあります。