#26 指導者として”自らトレーニングをする”ということ

今回は「指導者として」の観点から自らトレーニングをすることについて考えてみました。

UESAKA(ウエサカ)製ダンベル

指導者としての質向上

前置きとして…、指導者であるかどうかは関係なく、私自身単純にトレーニングが好きです。
実施する運動自体は決して楽なものではありませんが(心が弱いのでやりたくないと思うことも多々あります…)、体力の向上や体型の改善はもちろん、メンタル面や日常生活への効果までトレーニングから多大な恩恵を受けています。
仮に別の職種に就いていたとしてもおそらくトレーニングは趣味でやっていたでしょう。

さて本題に戻ります。
指導者自身にそれなりの体力や身体がないとやはり説得力に欠けますし、指導の際にお客様に質の高いデモンストレーションを見せられるだけのエクササイズテクニックも必要です。
趣味でやるなら好きなものを好きなようにやればいいのでしょうが、指導者としてトレーニングするとなるとそういうわけにもいきません。
人に教えることは自分で出来ないといけませんし、自分で出来ないこと・やったことないことは人に教えるべきではないでしょう。

 

経験してこそ

書籍やネットで調べれば、トレーニングの具体的な方法はいくらでも出てきます。
また、指導者向けの書籍でも「◯◯◯の人にはこう指導しましょう」といったハウツー的なものも多くあります。
もちろん、その背景にある根拠まで理解した上で、それらを学ぶことは大切なことですし、特に勉強したての頃は何も分かりませんから、そういった情報をとりあえず入れられるだけ入れることは必要でしょう。
その上で、それらの知識を駆使して自らやってみる。
順調に強くなるかもしれないし、情報通りにいかないかもしれない。結局はやってみないと分かりません。
もっと細かいところで言えば例えば、

「◯回 × ◯セットのプログラムはどれだけキツいのか」
「セットの途中で疲れてくるとフォームがどのように崩れてくるのか」
「翌日にどれだけ筋肉痛が出るのか」…

これらは自ら経験しているからこそ分かることでもありますし、分かるからこそより個々に合ったプログラム作成や指導ができるのではないでしょうか。
もちろん、自らのトレーニング経験もあくまで1人の人間の1つの事例に過ぎませんが、指導者として多くのことを考えながら積み重ねたトレーニング経験から学べることはたくさんあるでしょう。

下の動画はある日のトレーニングです。
一般のフィットネスジムではプライバシーの関係で撮影NGな場合が多いですが、自分の施設であれば自由です。
自分のフォームを客観的に見ること。これも多くの学びがあります。

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宇都宮市のパーソナルトレーニングジム
トレーニングハウス
「ERSTRE(エアストレ)」
代表 工藤 駿(プロフィール)
TEL 028-348-3870
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◆編集後記

トレーニング動画を撮る時に重宝しているのが三脚。
施設作りにも協力してくれた後輩2人がオープン祝いにカメラと合わせてプレゼントしてくれたものなのですが、高さや向きを自在に変えられ、ものすごく便利です。Wくん・Nくん、ありがとう!