#4 Why 筋トレ? Part1

筋トレ

皆さんは「体力をつけるために運動(トレーニング)しよう!」と考えたときに、まずどのような運動を思い浮かべるでしょうか?
ウォーキングやジョギング、自転車が頭に浮かんだ方もいるかもしれませんし、某テレビ局の筋肉体操やビリーズブートキャンプ(古い?)、ストレッチやヨガのように自宅でできるものという方もいるかもしれません。
もちろん、ジムに入会してスイミング、エアロビクス、筋トレという方もいるでしょう。

ホームページにも書いてありますように、当ジムでは筋トレを中心に運動プログラムを組み立てています。

そもそも、“トレーニング=筋トレ”だけではありません。
走るトレーニングもあれば、跳んだり跳ねたりといったトレーニングもあります。
ストレッチだってそうですし、また、食事や休養等、目的達成のために必要なこと全てがトレーニングであるという考え方もできます。
どんなトレーニングもそれぞれに特徴があるので単純に優劣をつけることはできません。

あくまでも筋トレは数あるトレーニングの中の1つであり、目的に対してどういった手段を選択するのか、対象者に合わせて最適なものを提供していく必要があります。

にもかかわらず、先述のように当ジムでは筋トレを中心に実施することを先立って宣言(?)してしまっているわけですが、それは筋トレがトレーニングの根本の目的(=体力の向上)を達成するのに最も効率的であるという考えがあるからです。

今回はトレーニングとして筋トレをメインに実施する理由を書きたいと思います。
(※筋トレの呼称はウエイトトレーニングやレジスタンストレーニング等ありますが、一般的に浸透している筋トレで統一します)

 

様々なタイプのトレーニングがある中で筋トレを中心に実施する理由

①筋力は身体を動かす土台

筋力は身体活動の土台

前回の投稿で解説したように、主に「体力」は筋力・柔軟性・瞬発力・持久力・敏捷性などの各体力要素から成り立っています。

参考記事:「トレーニング」とは?

この様々な体力要素の中でも身体を動かす(正確には、筋肉を収縮させて関節運動を起こす)という根本的な部分を担う「筋力」は基礎的な位置付けにあります。
その身体を動かす力が低ければ、そもそも素早く動いたり(瞬発力・敏捷性)、長時間動き続けること(持久力)もできません。

よくクルマのエンジンの話で例えられますが、ベースとなるエンジン(筋力)が大きい方が、運動時であれ、日常生活時であれ、より高いパフォーマンス(例:より速く動ける・疲れにくくなるなど)を発揮するための基礎ができるのです。

基本的にはまず筋力が上がれば、持久力や瞬発力、柔軟性(後述します)なども伸びます。
つまり効率良く体力の底上げができるのです。

 

②筋力だけでなく、柔軟性(可動域)も向上できる

筋トレの柔軟性向上効果

「筋トレをすると身体が硬くなる」というのは昔からよく言われてきました。
確かにトレーニングのやり方次第ではそのような結果を引き起こしてしまう可能性もあるでしょう。
自分が動かすことのできる関節可動域のごくわずかしか使わないような可動域の小さいトレーニングを続けた時、あるいは大きく動かすのに邪魔になるくらい極限まで筋肉をつけた時でしょうか。

当ジムでは、正しいフォームの範囲内でできるだけ関節可動域を大きく使うようにご指導していますので、筋トレが原因で身体が硬くなるということはなく、むしろ柔軟性の向上を実感できるはずです。

筋力に加えて柔軟性も向上できれば、怪我や故障の改善・予防にもつなげられますし、実施できる筋トレ種目の幅も広がってきます。
ちなみに可動域が制限されるほど筋肉をつけるには、遺伝的にも恵まれた身体と血の滲むような努力が必要ですから、その心配はしなくて大丈夫だと思います。

 

③骨や腱などの関節周りの組織も強化できる

筋トレによる結合組織強化

腱とは、筋肉が骨に付着する部分の組織です(下腿部のアキレス腱が有名ですね)。
当然、筋力が上がる(筋肉が強くなる)ということは、その筋肉の末端部である腱も強くなるということでもあります。

また、骨は力学的負荷(メカニカルストレスともいいます)によく反応する組織です。
簡単に言えば荷重をすると骨が強くなるということ。
筋トレはまさに、筋肉や骨に荷重をかける行為ですから、その結果として骨も強くなるのです。
このことは、前項でも述べたように傷害の改善・予防にもつながりますし、女性では骨粗鬆症による骨折のリスクを低減できる可能性があります。

骨量が著しく低下するのは、骨量維持に大きく貢献している女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量が低下する閉経後であり、それまでに、いかに早いうちから骨をたくさん“貯金”しておくかが重要だと言われています。
特に女性は筋トレに対してネガティブなイメージを持つ方が少なくないですが、こういった身体の健康面における様々なメリットがあることをぜひ知っていただきたいですね。

 
気づいたら結構な長文になってしまいました…
続きはPart2で。

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宇都宮市のパーソナルトレーニングジム
トレーニングハウス
「ERSTRE(エアストレ)」
代表 工藤 駿(プロフィール)
TEL 028-348-3870
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◆編集後記

プロテインは抹茶味が好きです。
どのメーカーのもクオリティが高く、カフェで飲む抹茶ラテとなんら変わりません。
ぜひお試しあれ。