#69 「個別性の原則」~効果的なトレーニングのために~
安全・効果・効率的なトレーニングのために遵守すべき「トレーニングの原則」。
今回は「個別性」です。
個別性の原則
「実施者の状態や能力に応じたトレーニングを行わなければならない」という原則です。
簡単に言うと、「その人に合ったトレーニングをしましょう」ということ。
人によって目的、年齢、性格、体力レベル、トレーニング歴、既往歴、日常生活(仕事や競技練習含む)の強度や量、精神的ストレス量、トレーニングに費やせる時間…etc.は実に様々。
ネットや書籍に紹介されているトレーニングが、今の自分にとって最も効率良く、結果の出るトレーニングとは限りません。
場合によっては効果が出なかったり、最悪怪我をしてしまうこともあるでしょう。
パーソナルトレーニングであれば、名前の通り(personal:個人の)、この個別性を最大限に考慮してトレーニングを進めていける可能性が高まるはずです。
人によって実施内容は全く違う?
パーソナルトレーニングを受けに来られる方々の目的は「健康維持」や「体型改善」「身体能力向上」「傷害予防」「不定愁訴改善」などがほとんどです。
それらの目的に対し、私がトレーニング指導を通じて最大限貢献できるのは「体力の向上」。
その体力は「筋力」と「柔軟性」が土台的な要素であることから、この2つを効率良く高められる筋トレを指導の中心としています。
この筋トレも、バーベルやダンベルといった基本的な器具を使って行うベーシックなもの。
どんな目的の方であれ、まずはこれらベーシックな筋トレを習得し、継続していける(習慣化できる)ようになることをジムでの目標にしています。
そしてこの事が体力の向上・維持につながり、さらには食習慣を含めた日常生活の改善も合わせることで、上に挙げたようなクライアントそれぞれの目的の達成に大きく貢献してくれるはずです。
“パーソナルトレーニング”とか”個別性”と聞くと自分だけに合ったオリジナルプログラムがあって、それを処方・指導してくれるのではないかと、特に初心者の方は思われるかもしれませんが、このように指導のコンセプト・ジムでの目標が決まっている以上、少なくとも”初心者・週1~2回の頻度”という条件下であれば、人によってジムでの目標や実施内容が大きく変わるということはほとんどありません。
とはいえ、筋力や柔軟性のレベル、傷害歴、体のクセなどはフォームの習得に特に影響する要素で、習得までの過程は十分に個別性を考慮した指導になりますし、人によっては別の手段(エクササイズ)が有効な場合もあるでしょう。
どんな人にどのように指導をしていけば、安全かつ効率良く結果に繋げられるのか。
現在も様々なクライアントの指導を通じて、日々勉強させていただいています。
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宇都宮市のパーソナルトレーニングジム
トレーニングハウス
「ERSTRE(エアストレ)」
代表 工藤 駿(プロフィール)
TEL 028-348-3870
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◆編集後記
実家で新たな保護猫が家族に。
1歳と数ヶ月ですが、体重も5.5kgくらいあり、なかなかのバルクです。