#9 ジムの器具選び
今回は施設内の器具について書きたいと思います。
ジムを作るにあたって、フリーウエイトを中心としたジムにするというコンセプトは当初から決めていました。
その上で、どのメーカーのどの器具を入れるのか、色々と考えるのは楽しくもあり、また悩んだところでもありました。
必要な器具
フリーウエイトでの筋トレを行うのに最低限必要なものは、バーベル、プレート、ダンベル、ラック、ベンチ、床材(ゴムマット)といったところでしょうか。
ちゃんとしたものであればバーベルやプレートに関してはメーカーによって長さや形状が大きく異なるというものではありません。
一番悩んだのはラックです。
ご存知ない方のためにご説明しますと、ラックとは、上の写真にあるバーベルが引っ掛けてある黒い台のことで、これとバーベルがあれば筋トレの基本種目はほとんど行うことができるフリーウエイトトレーニングには不可欠の器具です。
ジム内の広さや天井の高さ(床から255cm)を考慮し、あまり場所をとらず、高さがありすぎず、それでいて長く使える頑丈なラックにしようと考えていました。
頑丈さを求めると大手フィットネスジムにあるようなパワーラック一択となるのですが、これらは奥行きも高さもかなりあります。
特に高さに関しては低いものでも230〜240cmくらいあるので、懸垂した時に頭が天井にぶつかってしまうなと。
ちなみに自宅の一室にも置けるようなやや小ぶりの安価なラックでは作りや耐久性に不安があるので、そもそも選択肢には入れませんでした。
アメリカから輸入
色々と調べてみると、アメリカのフィットネスブランド「ROGUE FITNESS(ローグフィットネス)」のラックはバリエーションが豊富で、サイズもジムの広さに合うものがいくつもありました。
品質も申し分なく、世界的にも非常にポピュラーで海外の筋トレ動画などでもROGUEの器具はよく目にします。
デザインもとてもカッコイイ。
ただ問題は日本で販売していないこと。
どうしようか考えていたところ、愛知県にあるジム「MBC POWER」さんが現地の配送業者と提携し、大型コンテナで日本に輸入していることを知りました。
問い合わせてみると、希望の商品を代理発注して輸入が可能とのことです。
せっかくなのでラックだけでなく、ベンチやプレート、日本ではあまり見かけないグルートハムベンチも合わせて購入しました。
7月に注文して、届いたのが12月中旬。
段ボールが全部で40個くらいあったので、配送トラックからジム内に運ぶのも一苦労でしたが、届いた喜びの方が大きかったのを今でも覚えています。
開封作業に時間がかかったものの、ラック自体はシンプルなので比較的スムーズに組み立てられました(インパクトドライバーは必須です)。
左右の支柱の高さは235cmほどありますが、上の懸垂用バーは高さを細かく調節できるので、天井に頭をぶつけない位置にセットできます。
実際の使用感も作りが頑丈で末長く使用できそうです。
また、関連のパーツ(別売り)も種類が豊富で、施設の広さや自分の好みに合わせてカスタマイズできる拡張性の高さがROGUEの良いところでもありますね。
実際に使用しているところもそのうち動画などでご紹介できればと思います。
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
宇都宮市のパーソナルトレーニングジム
トレーニングハウス
「ERSTRE(エアストレ)」
代表 工藤 駿(プロフィール)
TEL 028-348-3870
お問い合わせはこちら
体験ご予約はこちら
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
◆編集後記
輸入にあたりお世話になったMBC POWERさんは最初の問い合わせ時から日本到着後の配送手配までとても丁寧に対応してくださいました。
今回の私のように数百kg程度のお取り寄せからジム1軒分といった大規模な輸入まで対応可能なようですので、興味のある方はぜひご相談してみてはいかがでしょうか。