#42 バーや身体を安定させる「A7 BAR GRIP Tシャツ」レビュー

A7 BAR GRIP(バーグリップ) Tシャツ

前回は筋トレ時のオススメシューズを記事にしましたが、今回はトレーニングウェアをご紹介したいと思います。
個人的には正直、通常の筋トレで着るものなんて何でも良いと思っていますが(たいてい1,000円くらいのTシャツで筋トレしてます)、今回ご紹介するシャツはコンセプトがユニークでなるほどと感じ、購入して試してみたいなと思いました。
人によってはトレーニングの質を高めてくれるでしょう。
どちらかというとトレーニングウェアというよりは、トレーニングギア(用具)に分類されるものかもしれません。

BAR GRIP(バーグリップ) Tシャツ

アメリカの「A7」というメーカーから出ているシャツです。
一見、ただのTシャツに思えますが、背面上部のプリント部分(赤い部分)がシリコンでコーティングされています。
この部分がバーベルを後ろで担いだ際に滑り止めの役割を果たし、バーベルを安定させることができるようになっています。

A7 BAR GRIP(バーグリップ) Tシャツ

また、ベンチプレスのように背中とベンチをくっつけて行う種目でも、フォームによっては動作中に背中が動いてしまうことがありますので、このように背部に滑り止め加工がしてあると、身体をしっかり固定しておくことができるでしょう。

恥ずかしながら、私自身はこのTシャツを今年になってから知りましたが、パワーリフティング競技者(スクワット・デッドリフト・ベンチプレスの合計重量を競う競技)の間では、何年か前から話題になっていたようですね。
実際に公式サイトを見ても、このバーグリップTシャツだけでなく、ベルトやリストラップ、ニースリーブなど、パワーリフティングギアがたくさん出ています。

シャツの作り・着てみての感想

素材は95%コットン・5%ライクラ(LYCRA)とあります。
生地は思っていたよりも厚めでしっかりした作りです。
表記のサイズはUSサイズのようなので、今回はMサイズ(日本のLサイズに相当)を購入しました。

A7 BAR GRIP Tシャツのサイズ感

現在の私の身体のサイズは身長173cm、体重78kg、胸囲107cmです。
購入を検討している方は参考にしてみてください。
調べてみたところ、素材にあるライクラが伸縮性のある合成繊維のようで、ストレッチが効いていてピタッとした着心地です。
ただ、締め付けるほどキツくはありません。
個人的には動かしやすくちょうど良いサイズ感です。

トレーニングをしてみての感想

実際にトレーニングしてみました。
元々、スクワットはハイバーで担ぎますし、ベンチプレスも過度にブリッジを作るわけでもなく、また、現在ジムで使用しているベンチもあまり滑らない素材のパッドなので、バーや身体が動いて気になってしまうということはありませんでしたが、それでもこのシャツを着ると安定感の向上を実感できます。
そういった意味では確かに、ローバーポジションでバーベルを担ぎ、ブリッジを大きく作るパワーリフティング競技者の方にはとても相性の良いTシャツなのかなと思います。

色々試してみましたが、個人的にはスクワットやベンチプレスよりも以下の2種目がとても行いやすかったなと。

グッドモーニング

ヒップスラスト

特にヒップスラストはお尻を上げた際にベンチに接触している背中が動いてしまいやすいので、このTシャツは威力を発揮すると思います。
グッドモーニングもスクワットよりも上体の角度の変化が大きい分、バーが動いてしまいやすい種目といえます。
いつもよりバーを安定させて動作ができたように感じました。

また、汗をかいても割とすぐ乾き、思っていたよりも速乾性も高い印象です。
デザインのバリエーションも豊富で、どれもカッコイイ。
Tシャツだけでなく、パーカーもあるので冬用に1着買おうか検討中です(パーカーで筋トレはしませんが…)。

注意が必要なのは洗濯ですね。
一応、裏返しにしてネットに入れて洗い、乾燥機にはかけないようにしています。

トレーニングギアに対する考え方

筋トレ時に使うギアというのは実は結構あります。
ベルト、リストラップ、パワーグリップやストラップ、グローブ、ニースリーブなどなど。
今回ご紹介したこのシャツもその1つになるでしょう。
私自身はたまに手首が痛いときにリストラップを使用するだけで、特にこれらのギアを普段から使っていません。
以前から何となく「こういった用具に頼ると自力がつかない!」的なことを考えていたからです。
しかし、何も考えず安易にそう決めつけてしまうことこそ思考が停止している証拠。
目的が何であるかを一番に考え、そこに少しでも近づけるものであれば、必要に応じて上手く利用すべきかなと。
もちろんメリットとデメリットを天秤にかけて十分に検討した上でですが。
ギアの使用の有無だけの問題ではないですが、自分のトレーニングならともかく、クライアントの指導では安易な押し付けやエゴを出さないよう、多角的な視点を常に持つことを心がけなければと思います。

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宇都宮市のパーソナルトレーニングジム
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「ERSTRE(エアストレ)」
代表 工藤 駿(プロフィール)
TEL 028-348-3870
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◆編集後記

用具といえるかわかりませんが、唯一使っているのが膝用サポーター。
デッドリフトで脛が削れないよう下腿部に装着します。
100円ショップで買えるのでオススメです。
デッドリフト用サポーター